2008年9月22日 (月)

命が産まれる場所

見舞いに来てくれた友人が
「婦人科病棟は病院の中で一番明るい」と言っていた。
ここは命が産まれる場所だからだ。


病室では、新生児独特の赤ちゃんの泣き声や、
赤ちゃんの心音をチェックする音がもれ聞こえる。

見舞い客の多くは、母体や赤ん坊の体を案じつつも、
赤ちゃんの誕生を心待ちにしているか、
「おめでとう~」と赤ちゃんの誕生を祝福し、母親をねぎらいにやってくる人たちだ。

婦人科病棟も命の危険が隣り合わせではあるし、
悲しい出来事もあるのだけれど、
でも、命が産まれるという幸せな空気が、常に漂っているのだろう。

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2008年9月21日 (日)

胃が苦しい

分食にしてもらっても胃が苦しくて、
常に消化されてない食べ物が喉元にある感じ。

この私が、夫が買ってきてくれたプリンやお菓子に
なかなか手を付けられずにいるなんてビックリだ! 

でも、お菓子の美味しさは危険だ。

昨日、何日か前に買ってきてくれたバームクーヘンを食べた。
1/4くらいにしておこうと思ったのに、
久し振りのハッキリとした味のスイーツが無性に美味しくて、
丸々1個食べてしまった…。
満足感は高かったけど、そのあと1日中苦しかった~。

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2008年9月18日 (木)

入院生活

入院生活も2週間を過ぎた。
私の場合はだいたいこんな調子の毎日だ。

■生活リズム
6時起床、8時朝食、12時昼食、
15時分食(ロールパン1個)、18時夕食、
20時分食(ビスケット3枚)、21時消灯。

■シャワー
シャワーは一日置き。
シャワーがない日は、蒸しタオルで体を拭く。

■日々の体調チェック
毎日3回、看護師さんが血圧、食事を食べた量、体温、
お腹の張りをチェック。
同時に体の変化や不調がないかを聞いてくれる。

その他、週に一度、採尿、採血。

■赤ちゃんの体調とお腹の張りチェック
週に2回、30分間お腹にモニターをつけて、
赤ちゃんの心拍数の早さとお腹の張りの変化を診る。
モニターをつけない日は赤ちゃんの心音を30秒ほど聞いて、
心臓が元気に動いてるかどうかをチェック。

■診察
先生は、休みの日以外、毎朝様子を見に来てくれる(問診)。
診察は1週間に1回。

■予防や治療
お腹の張りを抑えるため、24時間、ウテメリンの点滴。
貧血防止の鉄剤を1日2錠。
便秘予防に酸化マグネシウムを1日に1包か2包。

その他は、
お腹が張らないよう、子宮に負担がかからないよう、
ベッドの上で寝姿勢でいるほうがいいので、
ひたすら、本や漫画を読み、テレビを見る日々。

おかげで、事故米問題や元力士大麻問題、総裁選に
詳しくなってしまいそうだ(笑)。

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2008年9月15日 (月)

診察

入院して初めての診察。
先生は休みの日以外、毎朝様子を見に来てくれるのだけれど、
診察は初めて。

外来病棟で診察するとのことで、車椅子に乗せられて移動。
婦人科病棟から出るのは、約2週間ぶりだ。
自分としては普通に歩ける体だと思っているので、
なんか大袈裟で気恥ずかしいなぁと思う。

赤ちゃんは、二人とも1700gを超え、順調に育っていた。
ただ、子宮頸管がまた少し短くなっていたので、
1時間に流す点滴の量を20mLから25mLに増やすことに。

診察が終わると、先生が車椅子を押してくれて、
再び婦人科病棟へ。

また婦人科病棟かぁと思うと、
せめて病院内の売店くらいには行きたい
という気持ちが沸いてきて、
「婦人科病棟から出ちゃダメなんですよね」と先生に尋ねる。
しかし「自覚はないかもしれないけど、なるべくベッドで
寝ているようにね」と優しく釘を刺される。

「自覚…」
確かに、自覚がないから甘く考えている部分はある。

これからは、ベッドの上でも、あまり起き上がらず
寝ているようにしよう。
少なくても35週、理想は、37、8週までは
赤ちゃんにお腹に居てもらわなくちゃ。

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2008年9月12日 (金)

短い入院なら、こんなわがままは言わなかっただろう。

ダメもとで、
もしタイミングが合えば、窓際のベッドに移ることは
できませんか?と先生に聞いてみた。
意外にも、
「入院長いからねー。大丈夫じゃない?」との返事。
しばらくして、看護師さんが、
「本来は、収拾がつかなくなるから、
患者さんの希望は聞いてないんだけど、入院期間が長いし、
たまたま今日、窓際のベッドが空くから、
明日、移動してもらってOKですよ」と伝えに来てくれた。

言ってみてよかった。
それにしても、こんなにすぐに移れるとは思わなかった。

窓の位置が腰上くらいなので、
ベッドに横になると空しかみえないけれど、
それでも、蛍光灯じゃない自然の光は気持ちがなごむし、
窓を開けると、心地いい風が入ってくる。
降り始めの雨の匂いを感じることもできる。

患者みんなが、
同じようなわがままを言い出したら迷惑になるし、
私より長期で入院してる方、
不快さをがまんしたり、不便な思いをしている方、
自由にうごけない方もたくさんいらっしゃると思う。

だから、こんなことを書くのは身勝手なのだけれど、

日差しや、外の空気の変化や匂いを感じられることは、
幸せで健やかなことだと、しみじみ思った。

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2008年9月11日 (木)

体がラクな姿勢を探して、病院のベッドの上で
寝返りをしながら思った。

一日中ゴロゴロして、ご飯を食べて、トイレに行って、たまに窓からの風と風景を楽しんで…。
これって、うちの猫みたいだ。

お前は気ままでいいねぇと
いつも猫に対して思っているのだけれど、
そんな生活を今、してるんだなぁ。

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2008年9月 9日 (火)

母親

様子を見に、母が病院に来てくれた。
たくさんの文庫本の古本と、飴、
週間新潮とオレンジページと新聞、
「コインランドリーで使って」と、小銭を入れた
手作りのミニ巾着袋を持って。

母親だなぁと思う。うちの母というよりも、
母親ってこういうものだよなぁって。
そして、私もお腹の双子の母親になるんだよなぁ。

ふと思ったのだけれど、母が焼く世話には、
「この本は読まないと思うなぁ」とか、「こんなにたくさんいらないのに」と
ありがたいと思いつつも文句のようなことが言えるけれど、
もしこれが父親が持ってきたものだったら、
何も言えないだろう。

母は「読まなきゃブックオフにでも売って」と
軽く流してくれるが、父だと不機嫌になりそうな気がする。

母親だって、喜ぶ顔が見たかったり、役立つだろうと思って
世話を焼いてくれるのだと思うけど、
どこか見返りを求めていないような、
世話を焼くこと自体が楽しそうだ。

だって、見舞いに来てくれた母は、なんだかウキウキして
見えたから。

持ってきたものを置いたら他にすることもないので、
親戚や近所の人の話などをして、母は帰っていった。

母のおしゃべりは久し振りに気が紛れて、ありがたかった。

それと新聞。
一週間ぶりくらいに読む新聞は、とても面白かった。

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季節感

テレビでは、どのチャンネルでも、
今週は秋らしい陽気で…と言っている。

空調のきいた病院では、その変化を感じることができない。

これは、小さいけれど、かなり衝撃的なことだ。

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2008年9月 8日 (月)

病院の食事

以前、不妊治療の胚移植の際に日帰り入院したときには、
「おっ、意外と病院食がおいしいぞ」と嬉しかったのだが、
今回の入院では、同じ病院だけれど、妊産婦メニューのため、
食べていると少し寂しさを感じてしまう。
メニューだけ見るとおいしそうなんだけどなぁ。

例えば、
「ナムル」と「海鮮炒め」。
ナムルは油がほとんど入っていないので、
味の薄い酢の物のようだし、
海鮮炒めは、炒めものではなく蒸し煮状態で、
具のほとんどはクタクタになったブロッコリーだった。

でもさすが栄養管理がしっかりされているので、
1食に使われている食材の種類が多く、
おかずが3品あって量もけっこうあり、
フルーツまでついているのに、体重が増え過ぎることはない。

白飯の量が多いので、夫にふりかけを買ってきてもらい、
チビチビかけて食事の物足りなさを紛らわせている。
(栄養管理上、本当ははダメなんだろうけど)

でも、なんだかんだ言って、変化のない入院生活では、
この妊産婦の食事が待ち遠しいのだ。

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2008年9月 3日 (水)

入院スタート

入院したら、あまり美味しいものは食べられないだろうと、
アフタヌーンティでパスタとミルクティとデザートの
ランチを食べてから病院へ。

入院手続きをし、体温、血圧を計り、
いよいよウテメリンの点滴。
この点滴は24時間で、シャワーのとき以外は、
トイレのときも、ガラガラと点滴を吊るした台を運びながら
移動する。
傍目にみたら、立派な病人だなぁ。

今日からは携帯電話からの書き込みになるので、
改行の位置が分からないため、読みにくいブログに
なってしまうかも。

それにしても、携帯電話は、入院生活にありがたい道具だな
と思う。


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2008年9月 2日 (火)

入院決定

1週間ぶりの検診。29週と1日。

「今日は、あまりお腹が張ってないね~」と先生。
おっ! じゃあ入院はもう少し先かな♪

と、ぬか喜びしたのも束の間、
「でも、あいかわらず子宮頚管の長さが短いから、
入院しよっか。明日からでいいから。
入院期間は出産までになるかもなぁ。
退院して破水でもしちゃうと緊急手術になってしまうしね」

あらら~。やっぱり入院決定ですか。
まあ、そのほうが安心だからいいんだけど。
でも、2カ月は退屈そうだなぁ。

病院で入院手続きの資料などをもらう。
1日8000円くらいかかりそうだから、
入院保障について、生命保険の会社に問合せしなくっちゃ。

それと、宅配食材と新聞の配達を止めて
(夫はあまり新聞を読まないので)、
申し込んでいた妊婦向けの料理教室をキャンセルして、
PC充てに届くメールを携帯に転送するように設定して、
ゴミを出す日と洗濯機の使い方を夫に伝えて・・・。
そんなところかなぁ。

もしかして今週から入院になるかもと思って、
冷蔵庫の中を片付け始めてて良かった。
夫も自炊はするけれど、それほど頻繁には作らないだろうし、
野菜をダメにするのはもったいないし悲しいし。

それと、昨日は私の両親が、1週間前には夫の母や妹さんが
妊婦見舞いに家に遊びに来てくれて、
今考えると、そのグッドタイミングぶりに感謝。
まさか、2カ月前に入院になるとは思ってなかったもんなぁ。

入院が決まったことを夫にメールしていたので、
会社が終わった夫から
「明日からは食べたいものが食べられないから、
何か買って帰ろうか?」と夫から電話。
その気持ちがうれしい。 
でも、冷蔵庫には今日食べてしまいたい食材があるし、
入院することでちょっと緊張しているからか
あまり食欲がないので、「大丈夫~」と答える。

夫と一緒に夕飯を食べる。
次に一緒に食べるのは、11月になるのかな。
入院で気持ちがちょっとバタバタしているとこへ、
テレビでは、緊急速報で福田総理辞任のニュース。

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2008年8月28日 (木)

管理入院が濃厚に。

28週と1日。 いよいよ8ヶ月だ。

今日は検診日。
前回の検診で
“お腹の張りが気になるから次の検診は1週間後で。
状態によっては、その日に入院ってこともあるからね”
とおどされていた。

結果、
即入院ということはないのだけれど、
“前回同様、子宮頚管が短めになっているので
(早産傾向があるということ)、
来週また検診をして、そのときから入院かな”とのこと。

あらら~。
前回の検診のときは、”おどされてる”だけだったけれど、
今回の入院話は、かなり現実味をおびているニュアンス。
入院の開始時期が来週になるかどうかは別としても、
出産前に管理入院をして、ウテメリン(張り止め)の点滴を
することになるのは確実のようだ。

先生は、
「双子でも、全然平気な人もいるんだけどね」とのこと。
自分では、お腹の張りが今までより強くなってるかどうかの実感は
ないけれど(もともと張り気味だし)、
子宮が圧迫されて子宮頚管が短くなっていることが数値として
出ているのだから、用心したほうがいいのだろう。

夜、夫に入院が現実的になってきた話をすると、
かなりビックリしていた。
「そうなるかなとは思っていたけれど、
せいぜい2週間前、長くて1カ月前だと思ってた。
2カ月も前から入院かぁ。 そうなんだぁ」と心配そうな顔。

「でも、ネットで調べたりすると、双子の場合、
1カ月半前とか2カ月前から入院する人は多いみたいだし、
それほど特別なことじゃないから大丈夫だよ。
それに入院してたほうが安心だし。
お金がどれくらいかかるかまだ分からないけど、
生命保険の入院保障は適応になるって。
でも、2カ月も離れて暮らすのは、つまんないなぁ」と私。

「2カ月間も、一緒にテレビ見てしゃべったり
ご飯食べたりできないできないんだねぇ」と
私以上に寂しがっている夫。その様子が嬉しかった。

万が一来週入院することを考えて、
宅配食材の停止とか、図書館の本の返却とか、
銀行への振込みとか、やっておいたほうがいいかもなぁ。

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グニョッ。

「あっ、今、蹴ったよ」
お腹の中の赤ちゃんが動く様子は、
ドラマなどで、よくこんな風に表現される。

でも、実際に体験してみると、
確かに、ボンッと蹴られる(叩かれる)ような感覚もあるのだけれど、
それ以上に感じるのが、
グニュッ、グニョ~ッと動いている感覚。

胎動を感じ始めた頃は、
“これは胎動? それとも自分の内臓の動き?”と
その違いが全然分からなかったのだけれど、
今は、毎日、しょっちゅう、動いているのが分かる。

「あっ、今、動いた!」という感覚ではなく、
「あ~、また、元気に動いてるな~」って感じ。
私は中から感じているけれど、
服の上からでも、動いたことが目で見て分かることもある。

子どもを産んだ友人から、
「今思うと、胎動を感じてるときが一番幸せだった~。
これから感じるんだね。うらやましい」と言われた。

妊娠期間の中でも、胎動という形で
確かにココにいる! と実感できるのは、ほんの短い期間。
この、グニョッっとした感覚を、しっかり味わっておかなくっちゃ。

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